うつ病にかかる方が増えている中、休職をせずに、治療を

受け続けながら、勤務している方がかなりの数います。

うつ病治療中の方で休職制度を利用して、休職している

方は、全体の5%程度という報告もあります。

 

私も投薬治療を続けながら29年間、勤務し続けました。

⇒うつ病歴30年で学んだ うつ病との付き合い方

29年目の後半に休職し、復職した30年目は投薬治療を

続けながら勤務しています。

 

休職するということは、投薬治療を続けながら勤務すりより

職場から離れて休んだ方がよいと、専門医,会社,本人が

判断したことになります。

 

よって、先ずは休息を取ることが最優先になります。

ただし金銭面他、心配事があっては、安心して休めません。

本投稿では、ありがちな心配事項に対する、回答を説明します。

年次有給休暇・積立年次有給休暇数を確認

会社により様々なケースが考えられます。

たたき台として、私のケースで説明しますので、自社の労働

契約書で確認して下さい。

 

先ずは、年次有給休暇消化することになります。

通常の年次有給休暇と合わせて、傷病時等にのみ使える積立

年次有給休暇を行使します。

 

私のケースですと、年次有給休暇は年20日で未使用分は翌年

繰り越し、但し、最大年40日以上は切り捨てになります。

積立年次有給休暇は、上記切り捨て分のうち最大5日を別途

溜めることができ、最大50日まで溜めることができます。

 

休職が始まると、積立年次有給休暇、年次有給休暇の順で

消化していくことになります。

有給休暇であれば、賃金が100%出ますので、この残数を

押さえておくことが重要です。

 

また、会社により規則が違いますので、一度、労働協約書を

チェックしておくことを、強く推奨します。

会社の長期休職時賃金保障制度を確認

長期休職時の賃金保障としては、全国健康保険協会から1年

6ヶ月、給与の2/3程度が支給される、傷病手当金がよく

知られています。

 

最近では、休職の長期化時にも対応できるよう、会社サイドが

団体長期障害所得補償保険(GLTD)等に加入しているケース

があります。

 

GLTDに会社が加入しているかは、労働協約書には記載されて

いません。

また、会社毎に契約内容が異なっていますので、事前に会社が

加入しているか否かを知っておくと共に、休職時には会社に

詳細な契約内容を確認して下さい。

 

また休職開始時には、精神的な余裕が無くなっていることが

想定されます。

一度、自分の会社での賃金保障の細かな、発生条件・金額・

期間等を勉強がてら調べておくと良いとお考えます。

会社の休職及び休職期間を確認

長期休職が所定期間続くと退職となります。

下記は勤続年数に応じた一例です。

 

欠勤開始時における勤続年数  休職期間

満3年未満         18ヶ月

満3年~満5年未満     20ヶ月

満5年~満10年未満    24ヶ月

満10年~満20年未満   30ヶ月

満20年以上        36ヶ月

 

これも、会社に応じて異なりますので、一度、労働

契約書で確認されると良いと思います。

まとめ

以上、休職に関連した会社規定に関して、簡単に紹介

しました。

本文内で何度も触れたように、会社により規則が異なり

ますので、先ずは、自分の会社の規則を確認してみて

ください。

 

また、通常の怪我・病気であるならば、治療が終われば

完治するのが普通です。

うつ病の怖いところは、一端復職しても、再休職から最終的に

退職に繋がってしまうケースが多いことです。

⇒うつ休職から復職1年経過 何とか凌いで感じる積み重ねの重要性

 

会社の制度を理解して、最大限に利用することと合わせて、

無理せず病気と付き合っていくという、心構えが重要です。