自分の日常を振り返ると、親の影響を受けているなと思うことが
あります。
しらずのうちに、親から受けた教育を自分の子供にしていることが
よくあります。
親にして頂いたことは、子供にもと考え、少々無理してしているな
と感じることがあります。
また、私と妻では随分違う育て方をされたんだなー、とよく思います。
少々特殊だった我が家
多分我が家の教育方針は、多様な実体験と質素倹約だったと推定します。
自給自足を目指す
我が家は、所有していた田畑をベースに、自給自足を目指していた
ようです。
両親は公務員で、普通の家庭と比較して比較的裕福だったはずです。
祖母の得ていた恩給も手厚く、現在換算すれば、家庭年収2000万以上
ですが、休日は終日畑仕事でした。
その際、機械類は一切購入しなかったので、クワベースの手作業でした。
- 米:自給自足
- 野菜:自給自足
- 根菜類:自給自足
- 卵・鶏肉:自給自足
- 牛豚肉:購入
大型動物の肉以外は、自給自足していたわけです。
田畑仕事をしていると、学校帰りの友達に、随分からかわれたりして
小中高と進むにつれ、抵抗感が増した記憶があります。
質素倹約
我が家は親戚から譲り受けた旧家を改築したものでした。
友達からは「あばら屋住まい」と呼ばれていました。
- 家:雨風を凌げればよい
- 衣類(学校):親類・ご近所からのもらいもの
- 衣類(私服):無し
- 外食:無し
- 旅行:無し
- 教育費;必要に応じて
私が高校を卒業して家を出た後、300坪の土地に、2億以上
かけて平屋の豪邸を建てたときは、立ち眩みがしました。
親の影響
私の場合
私が早朝出社(6:00)早めの退勤(18:00)をベースに
としているのは、母の習慣そのものです。
また、家で家庭菜園を趣味としているのは、子供時代の体験と関係
ありだと思います。
基本的に親は何もしてくれませんでしたから、自分で考え何とかする
習慣も身につきました。
親の影響とは大きいものです。
妻の場合
妻の実家は自営業で、畑も所有しています。
今でも季節季節の農作物を送って下さり、たいへん助かっています。
我が家と違い、畑仕事は一切子供にやらせなかったようです。
娘二人ということもあり、衣類等は潤沢に買い与え、家族で楽しんで
いたようです。
お金があれば、あっただけ使う生活スタイルは、見事に受け継がれて
います。
娘息子に対する甘さは、将来が心配になる程ですが、自己肯定感
向上に繋がる可能性もありますから、表裏だと考えています。
一方、義父母は健康維持に留意なさっており、毎朝二人で散歩して
いました。
とても良い習慣だと思うのですが、そういった点はまねません、
非常に牛木です。
老後は75才程度まで働くことが、見えてきた現在、健康維持は
何より大切だと考えます。
お金を投資してでも、健康維持すべきだと考えますが、なかなか
理解してもらえません。