老後に受け取る年金といえば、国民年金から

支給される「老齢基礎年金」、厚生年金から

支給される「老齢厚生年金」が有名です。

 

下記記事ではマイナー年金として、老齢基礎

年金に関係し、第1号被保険者のためのお宝

アイテムである、付加年金を紹介しました。

 

 

国民年金は国民全てが加入する義務がある

根幹施策です。

本項では、国民保険料のお得な納付国策

である2年前納を説明します。

国民年金のおさらいと納付状況

国民年金のおさらい

国民年金は国民全てが加入する義務がある

根幹施策です。

国民年金の掛け金の半額は、国が補てんして

くれます。

 

これだけでも、民間の年金積立とは比べ物に

ならないくらいお得な制度です。

未納であれば、毎月の納付額を捨てている

ことと同じとなります。

 

下表は年代別の国民年金保険料の月額推移

です。

サラリーマンである私は給与から自動徴収

のため、普段は細かな額まで意識しませんが、

他の保険料と同じく、着実に負荷が大きく

なっていますね。

 

国民年金保険料の月額
2010年4月~ 14,980円 × 1.008(改定率) = 15,100円
2011年4月~ 15,260円 × 0.984(改定率) = 15.020円
2012年4月~ 15,540円 × 0.964(改定率) = 14.980円
2013年4月~ 15,820円 × 0.950(改定率) = 15,040円
2014年4月~ 16,100円 × 0.947(改定率) = 15,250円
2015年4月~ 16,380円 × 0.952(改定率) = 15,590円
2016年4月~ 16,660円 × 0.976(改定率) = 16,260円
2017年4月~ 16,900円 × 0.975(改定率) = 16,490円
2018年4月~ 16,900円 × (改定率)

 

国民年金の納付状況

驚くべきことに国民年金の納付率は、

59.1%にすぎません。

約40%もの20歳から60歳までの国民が、

国民年金を納付していません。

将来、40%もの国民が、無年金生活者に

なろうとしています。

 

ここで、収入が少なくて、どうしても国民

年金を納付することができない場合は、免除

制度があります。

 

全額免除は、前年所得が(扶養親族等の数+1)

×35万円+22万円の範囲内です。

また、単身世帯の場合は57万円以下と

なります。

 

全額免除されると、免除期間分は加入期間

として計算されます。

しかも、国民年金は半額分(国庫補助分)は、

支払われます。

 

並行して猶予制度も施行されており、

2016年度の全額免除・猶予の人は前年度

より7万人増の583万人となっています。

金銭的に余裕がない場合は、必ず検討して

ください。

2年前納制度が2017年4月改正

2年前納制度の概要

2017年4月より、2年分まとめて前納

378,320円)することで

15,640円分割引される制度が施行され

ました。

 

30歳の方が60歳まで前納制度を利用で、

15,640円×15回=234,600円も

得することができます。

 

またクレジットカード支払いもできますので、

0.5%~2.0%のポイント還元も見込めます。

 

定期預金の金利が、0.01%の時代です。

前納制度は余裕があれば利用した方が絶対

お得です。

 

また前納には、6ヶ月前納、1年前納、2年

前納の3種類があります。

前払いの期間が長ければ長いほど受けられる

割引も多くなります。

 

2年前納制度の注意点

対象者は第1号被保険者のみです。

私はネットで調べた後、ダメ元で総務に

聞いてみましたが、無理なものは無理

でした。

 

国民年金には所得等の判断で、免除される

制度がありますが、2年前納を行った後に

減免を申請しても受けられなくなって

しまいます。

 

2年前納で納めたお金は予約でなく、既に

納付したという考え方となります。

例えば、フリーランスの場合だと来年の

自分の状況はわからない商売なので、

大きな疾患を患って収入激減という時でも

減免が受けられないという事態になります。

 

2年前納した場合には、支払った年に2年分

まとめて控除してもらうことも、1年づつ分

割して控除してもらうことも可能です。

 

2年前納する場合には、2月末までに

申込みが必要です。

収入の増減を予測して、使い分けてみて

ください。

まとめ

国民年金は国民全てが加入する義務がある

根幹施策です。

国民年金の掛け金の半額は、国が補てんして

くれます。

 

驚くべきことに国民年金の納付率は、

59.1%にすぎません。

約40%もの20歳から60歳までの国民が、

国民年金を納付していません。

 

2017年4月より、2年分まとめて前納

(378,320円)することで、

15,640円分割引される制度が施行され

ました。

対象者は第1号被保険者のみです。

 

社会保険関連記事を、グループ分けして、

まとめ記事として、整理してみました。